転職活動の流れ|準備から内定・退職までのポイントをご紹介
2021.09.02掲載
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転職を考えているけれど、何から始めたらいいか分からない…という方は必見です!
この記事では、転職活動の事前準備から内定・退職までのスケジュールと最低限押さえるべきポイントを解説いたします。
不安を解消して、転職への準備を始めてみましょう。

目次
転職活動の開始から終わりまで
具体的にやるべきこと、進め方
②-1)事前準備【自己分析から情報収集】
②-2)応募【書類作成から応募と面接の流れ】
②-3)内定後【内定・退職・入社準備】
まとめ
転職活動の開始から終わりまで

転職活動の流れとしては
《自己分析から情報収集》
《応募から面接》
《内定から入社》
と大きく3つに分かれています。
個人差はありますが、転職活動にかかる期間の目安は平均2~3ヶ月ほど。
ここでは、目安の流れを図で分かりやすくご説明しますので、見ていきましょう。

具体的にやるべきこと、進め方
①-1)事前準備【自己分析から情報収集】
《自己分析》
初めに、2週間から1ヶ月ほどで自己分析を始めます。
自己分析がなぜ必要かというと、「なんとなく今の環境を変えたい」と闇雲に転職活動を始めてしまっては、
上手くいかないケースが多いからです。
ここでは、「今転職することが賢明なのかを判断すること」、
そして「転職活動をするための軸を設定する」ことが大きなポイントとなります。

まずは、転職の目的や理由、転職によって実現したいことを書き出してみましょう。
そうすることで、転職時期か、転職時期ではないかを判断できます。
転職時期だと判断した場合は、転職で実現したいことを思いつくだけ書き出していきましょう。
例えば、「今よりも収入を多くしたい」「スキルを身につけたい」「楽しく働きたい」など、
転職で実現したいことを思いつくだけ書き出してみてください。
そこから優先順位をつけ、浮かび上がってきたものが転職活動の軸です。
この軸は、応募企業を探す際や入社する企業を決める際の判断材料となります。

《情報収集》
転職サイトなどで求人情報をチェックし始めましょう。
気になる企業を見つけたら、求人情報だけでなく、企業のWebサイトに掲載されている社員紹介やインタビュー、
その企業の業界に関する情報なども確認するのがおすすめです。
よりその企業に対する理解が深まるでしょう。
②-2)応募【書類作成から応募と面接の流れ】

気になる求人情報を見つけたら、履歴書や職務経歴書などの書類を作成して応募をしましょう。
最近は書類選考をする企業も増えているので、まずは書類選考を突破するために、
正しい書き方で魅力的な書類の仕上げ方をすることが大切です。

《書類作成》
書類の作成をするときに重要なのは、限られたスペースの中でアピールポイントを整理して記入する事です。
また、いきなり記入してしまうと、余白が目立ったり書ききれなくなったりすることも。
最低限記入するポイントとしては下記の5つがありますので、注意して作成しましょう。
Point①あらかじめ書くことをまとめてから記入することで、失敗を防ぐことができます

Point②転職の場合、義務教育まで書く必要はありませんので、高校から記入でOKです
・学校名は正式名称で、記入する事
・入学・卒業の年号は履歴書全体で統一する事

Point③職歴欄は入社・退社はきちんと記入する事
・在籍していた会社は短期間でもすべて記入する事でトラブル回避になります
・入退社の年号は履歴書全体で統一する
・会社名のあとに配属先や部署名の記入をする事
・在職中の場合は「現在に至る」「退職予定」と記入するのが良し
・最後の職歴の1行後に右寄せで「以上」と記入すると良し

Point④資格部分は取得年月日と名称は正式なものを記入する事
・勉強中の免許・資格は、取得予定時期を明記する
・資格を取得しておらず、何も書くことが無い場合は「特になし」と記入する

Point⑤志望動機や自己PRは応募企業の視点を意識した上で、強みやスキルを書くという事
・会社を志望する理由
・仕事を志望する理由
・会社に自分がどのように貢献できるのか

《応募》
中途採用は、企業がそのときに必要な人員を補充するためのもの。
必要な人数が集まれば企業の採用活動は終了します。
「どうしようかな」と迷っているとどんどん魅力的な求人は充足していってしまいます。
気になる求人があったらその日のうちに情報を集め応募をするのがいいでしょう。

《面接》
ここでは事前準備も大切です。
面接は企業によって多少違うものもありますが、おおまかな流れは同じです。
事前に流れをシミュレーションしておくことで失敗もなくなり、面接官の印象も変わってくるでしょう。

①入室
→入室の際には「失礼致します」の一言を。
中に入ったら面接官としっかりと目を合わせ、「よろしくお願いいたします」と、深く一礼するといいでしょう。
「どうぞおかけください」と言われてから着席しましょう。

②面接開始後
→一般的に多く聞かれることとして、自己紹介、転職理由、志望動機、経験や実績などが多いです。
まずはここをしっかり答えられるようにしましょう。声のトーンや話すスピード、目線は試験官の目をみて話すこと。
・転職理由について・・・ポジティブさをアピールすること。現職への不満について触れることはマイナスイメージにつながります。
・志望動機    ・・・経営理念について、製品やサービス、といった具体例をあげて、自分には何がどう魅力的なのかを伝えることが重要です。

③退室
→まず椅子の横に立って一礼。
その際、「ありがとうございました」の言葉を忘れずに。
さらに、ドアの前でも軽く一礼してから退室すると試験官の方の印象も変わります。

③-3)内定後【内定・退職・入社準備】
《内定》
入社したい会社から内定をもらったら、他に応募をしている企業へ辞退の連絡や在職中の方の場合は
退職手続きなどがあります。
もし、他にも結果待ちの企業があり、その結果次第で返答したい場合はその旨をきちんと先方に伝えましょう。
承諾する場合は、すぐに承諾するのではなく、内定の旨と、労働契約期間や賃金などの労働条件が書かれた書類は
(「内定通知書」「採用通知書」「雇用契約書」)しっかりと内容を確認して、内定の承諾・辞退を決めましょう。
※総合的に見極めて慎重に判断、返答しましょう。
※内定に対しての返事は通常2日〜3日間に行いましょう。
※内定辞退する場合
もし、内定を辞退する場合は早めの返事をしないとトラブルの元になります。
返事がないと最速のお電話などがある場合もあるので、なるべく早くお答えしましょう。

《退職》
在職中の方は、退職の意向はまず直属の上司に伝えることが大事です。
承認を得たら退職日の調整や仕事の引き継ぎなどを進めつつ、同僚など周囲の人へ退職する旨の挨拶を始めましょう。
直属の上司を含め周りへは具体的な転職先については伝えないようにすることがトラブル防止になります。
※法律では2週間前に申し出れば退職は可能ですが、やはり円満な退職をするためにも、
遅くとも1ヶ月前には退職の意向を伝えましょう。

《入社準備》
新しく入社するにあたっては必要な書類もあるので、事前に企業側に確認をしましょう。
(下記の書類はどの企業でもおおよそ求められるので、事前に準備しておくとよいでしょう。)
・年金手帳
・雇用保険被保険者証
・源泉徴収票
・扶養控除等申請書
・給与振込先の届け出  etc.
※企業によっては住民票や身元保証書、健康診断表などの準備が必要な場合もあります。

まとめ

◎転職活動はまず自分の現状や将来を見つめ直すキッカケにもなります。
早く行動することももちろん大事ですが、自分を見つめ直し、失敗のないよう仕事や会社選びをしましょう。

◎情報収集をしながら気になる求人を見つけたら、その会社の情報などもきちんと調べ、
自分の求めている内容なのかもきちんと把握しましょう。
◎応募の際の履歴書や職務経歴書など、正しい書き方をするだけで印象もだいぶ変わります。
面接に関してもいきなり挑むのではなく、しっかりと事前対策をし、
本番でも相手の目を見て堂々と、自信を持って対応しましょう。

◎新しい会社に入社の意思が固まったら、退職交渉はスピーディーに。今までの会社生活を通じて成長できたことに
感謝はしつつも、段取りよく引き継ぎを済ませて、退職のその日まで誠意をもって仕事をすることが円満退職につながります。

最後に…

これからの転職について不安がある方、どんな仕事がいいか相談したい方は
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